珍しい血液型ランキング【日本版】｜希少性の高い血液型の芸能人も紹介

2024年9月16日

日本では、ABO方式による血液型の分類が主流となっています。いわゆる、A型、B型、O型、AB型の４パターンです。それに加えて、D抗原のあるなしで分けられるRhプラスとRhマイナスという基準があります。これらを組み合わせたときに、最も珍しい血液型は何になるのでしょうか？

この記事では、日本で最も珍しい血液型ランキングをまとめています。また、血液型キメラやパラボンベイ型と呼ばれる希少性の高い血液型についても考察しているので、めったにいない血液型について知りたい人は参考にしてみてください。

珍しい血液型ランキング【日本版】

さて、日本人では珍しい血液型ランキングを一覧化してみました。厚生労働省のデータを元に算出しているので、信頼できる順位付けとなっています。

厚生労働省『ミニコラム』より作成

一般的な血液型の分類において、最も珍しいのはAB型Rhマイナスであると言えます。

具体的には、2,000人に1人しかいません。この希少性の背景には、「①RhプラスがRhマイナスに対して優性であること」と「②島国で遺伝子の交流が少なかった」という２つの理由が考えられます。詳細について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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一番多いのはA型Rhプラスです。日本人の3人に1人はA型Rhプラスに該当するわけです。よくA型は「几帳面である」と言われますが、血液型と性格の関連性には科学的根拠はありません。もし、血液型が気質を決定づけるならば、日本人は総じて几帳面であるという固定概念が生まれてしまいます。

珍しい血液型だから性格も変わっているなんて道理もありません。

なお、上記の分類以外にも珍しい血液型は存在します。

ここでは、希少性が極めて高い血液型を紹介していきます。

第１に、１人に由来の異なる２つの造血幹細胞が存在する「血液型キメラ」も極めて珍しい存在です。一説によれば、70万人に1人しかいないと言われています。例えば、胎内の双子のうち1人が亡くなって、生きている方に吸収されたときに血液型キメラが誕生する場合があります。

キメラとはライオンの頭、蛇の尾、ヤギの胴をもち、口から火を吐くというギリシャ神話の怪獣に由来する言葉で、複数の異なる要素を持ち合わせた１つの個体を指すときに用いられます。

血液型キメラについて詳しく知りたい人は以下のサイトをご覧ください。

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第２に、A型とB型の遺伝子を持っているのにO型に分類される「ボンベイ型」もまた珍しい血液型です。日本国内における具体的な出現確率は明らかになっていませんが、インドでは1万人に1人、欧州では100万人に1人しかいないと言われています¹。

インドのムンバイで最初に見つかったことから「ボンベイ」という名前が付けられました。詳しく内容を知りたい方はこちらのサイトをご覧ください。

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第３に、シスab型は1本の染色体にA遺伝子とB遺伝子が存在しており、もう一方の染色体には何もない非常に珍しい血液型です。

具体的には、シスab型が生まれる確率は0.012%であると言われています。すなわち、10,000人に1人しかいない希有なタイプなのです。国内には、たった1,300人しかいないと言われています。なお、シスab型について知りたい人たちは以下の記事を参考にしてみてください。

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なお、芸能人で珍しい血液型の人たちを最後にまとめておきます。