INTJが「宇宙人みたい」と言われる本質的な理由3選

INTJが「宇宙人みたい」と言われる本質的な理由3選

「16personalities」の診断結果で「INTJ」と伝えると、「ああ、あの宇宙人みたいなやつね!」「頭おかしい」と言われ、戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、MBTI診断(16パーソナリティ)でINTJ(建築家タイプ)と診断された方が、「宇宙人みたい」と言われる本質的な理由をわかりやすく解説します。

目次

INTJが「宇宙人みたい」と言われる本質的な理由3選

さて、INTJが「宇宙人みたい」と言われるのは、どうしてなのでしょうか?

ここでは、3つの理由を紹介していきます。

理由1:何を考えているのかわからない

INTJタイプの人々は、独自の視点や思考を持ち、一般的な価値観とは異なるアイデアを展開することがよくあります。これが周囲に理解されない原因となり、孤立してしまうことも少なくありません。また、非常に緻密で細部へのこだわりが強いため、周囲からは「細かすぎて面倒だ」と感じられることもあります。

しかし、INTJ自身は「変わっている」「普通じゃない」と言われることをむしろ個性として誇らしく感じることさえあります。

理由2:意思疎通が難しい

INTJは感情表現よりも論理的な思考を優先する傾向にあり、感情的なコミュニケーションを苦手としています。たとえば、友人が感情的になって相談してきた際、どう対応して良いかわからず戸惑ってしまうこともあるでしょう。

冷静かつ論理的な態度が、「冷たい」「人間らしくない」と誤解されやすく、人間関係においては「意思疎通が難しい」「共感性がない」と誤解されてしまうのです。さらに、怒りを感じた際には「無視」という方法で自分の意志を表現する傾向があります。

理由3:浮世離れしている

INTJタイプは、社会的な規範や一般的な常識に縛られず、自分独自の方法で目標達成を目指します。そのため、「普通はこうだよ」と言われても納得せず、むしろ反発心を持つことがあります。

周囲から見れば、なぜ当たり前のルールや常識に従わないのか理解しがたい存在として映り、「宇宙人」「不思議ちゃん」といった印象を持たれてしまうのです。

「宇宙人みたい」は必ずしも褒め言葉ではない

INTJタイプの人は、その独特な思考や発想力を活かし、革新的で斬新なアイデアを次々と生み出します。鋭い洞察力と素早い意思決定力で周囲を驚かせることも少なくありませんが、周囲の人々はその発想のスピードや内容についていけないことが多々あります。

こうした状況で無意識に周囲とのギャップが生じ、「宇宙人みたい」という表現をされてしまいます。これは決して褒め言葉とは限らず、周囲からの距離感や理解しがたさを表す言葉として使われることがほとんどです。

INTJが「頭がおかしい」と誤解される理由

とはいえ、どうしてINTJが「頭がおかしい」という否定的な誤解を受けるのでしょうか?

正義感が強すぎて空気を読まない

INTJタイプは非常に強い信念を持ち、自分の価値観や正義感を貫きます。そのため、周囲の意見や流行に流されることはありません。周囲との調和を目的に自分の意見を妥協することもなく、少数派であっても堂々と自らの主張を貫きます。

特に不公平や不正に敏感であり、社会的な問題に対して積極的に行動を起こすことも多いです。こうした態度が周囲からは「空気を読めない」と受け取られ、「頭がおかしい」と誤解される原因となっています。

目標への執着が異常なほど強い

INTJは目標を設定すると、それを達成するために徹底的に集中します。完璧主義者として知られており、中途半端や妥協を嫌います。テストや仕事のプロジェクトで徹夜をすることも珍しくありません。周囲からはその執念や熱量が異様に映り、「そこまでやる必要があるのか」と理解されないことが多いのです。

非常に複雑な思考回路を持つ

INTJは内面世界が非常に豊かで複雑なため、内省的で他人から距離を置く傾向があります。自分の興味ある分野には驚くほど熱心で情熱的ですが、それ以外では極端に無関心なことも多いです。このギャップが周囲には理解されず、INTJが「頭がおかしい」「変わっている」と誤解される要因になっています。

INTJだからといって性格を決めつけるのはNG!

MBTI診断の結果はあくまでも一つの傾向を示すものであり、INTJタイプだからといって全員が同じ性格や行動パターンを持つわけではありません。特にINTJの場合、「宇宙人のようだ」「変わっている」といった表現がよく使われますが、それは誤解であることが多いです。

実際には、感情表現が控えめで論理的思考を好むというだけであり、深い思考力や強い決断力を持っているという強みもあります。INTJという診断結果だけでその人のすべてを決めつけず、個人の特性や強みを理解することが大切です。

MBTIと16personalitiesは別物!

実は、あまり知られていない事実ですが、MBTIと16personalitiesは全くの別物なのです。2023年から、16PersonalitiesがMBTIだと誤解される流れが急速に広まってしまいました。

誤解される原因となったのが、診断結果に使用されているアルファベット。両方が「INTJ」といった同様のアルファベットを使っているため、みなさんが勘違いしてしまうのも無理はありません。

しかし、診断結果を紹介している多数のウェブサイトで、タイプによって「貧乏だという結果がでて不満」「良い親になれないと診断されて傷ついた」という声が相次いだため、日本MBTI協会の公式サイトは、別物であることを発表したそうです。

また、MBTIと16Personalitiesの違いについてですが、ベースとなる理論が異なります。MBTIはユングの心理学的タイプ論がベースになっている一方で、16Personalitiesは「ビッグファイブ」という理論などがベースになっているようです。どんな形であれ、人の心に影響を与える心理検査ですから間違った情報を真に受けないようにしたいものですね。

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この記事を書いた人

DEEP JAPAN QUEST編集部は日本文化に関する総合情報メディアを運営するスペシャリスト集団です。DEEP JAPAN QUEST編集部は、リサーチャー・ライター・構成担当・編集担当・グロースハッカーから成り立っています。当サイトでは、日本文化全般に関わる記事を担当しています。

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