貴船神社に行かない方がいい5つの理由|呼ばれる人がいるのは本当なのか?

貴船神社に行かない方がいい5つの理由| 呼ばれる人がいるのは本当なのか?
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京都の奥深くに鎮座する貴船神社は、水の神様として古くから崇拝されてきた神聖な場所です。しかし、その神秘的な雰囲気から「行かない方がいい」という噂も根強く存在しています。

本記事では、貴船神社にまつわる様々な言い伝えを検証しながら、実際に訪れるべきかどうかを考察していきます。霊感が強い人や恋愛中のカップルは特に注目の内容となっています。

目次

貴船神社の概要

貴船神社
貴船神社

貴船神社は京都市左京区鞍馬貴船町に位置する由緒ある神社で、式内社(名神大社)、二十二社(下八社)の一社として知られています。創建年代は不詳ですが、社伝によれば第18代反正天皇の時代(5世紀前半)に遡るとされています。

神武天皇の母である玉依姫命が黄色い船に乗って淀川・鴨川・貴船川を遡り、当地に上陸して水神を祀ったのが始まりとされています。「貴船」の社名はこの「黄船」に由来する説と、「気の産まれる根源」が転じて「気生根(きふね)」になったという説があります。

高龗神(たかおかみのかみ)を主祭神として祀り、水神としての性格から農業や電力関係だけでなく、水道、飲食、醸造、染色、浴場に携わる業種の関係者からも厚い信仰を集めています1。また火伏せの神、消防の神としても崇敬されています。

現在の貴船神社は本宮、奥宮、結社の三社から構成されており、三社を巡る「三社詣」は古くからの慣わしとなっています。全国に約500社ある水神の御分社の総本宮としての役割も持っています。

貴船神社に行かない方がいい5つの理由

さて、貴船神社に行かない方がいいと言われるのは、どうしてなのでしょうか?

一概には言えませんが、ここでは5つの代表的な理由を紹介していきます。

理由1:強すぎるスピリチュアルパワー

貴船神社は京都でも有数のパワースポットとして知られていますが、そのエネルギーは非常に強く、感覚が鋭敏な人にとっては刺激が強すぎることがあります。特に本殿の下には「龍穴」が存在し、日本三大龍穴に数えられる強力なエネルギースポットとされています。

「気生根」(気の生まれる根源の地)という別名が示すように、大地からのエネルギーが強く湧き出している場所です7。このため霊感の強い人は体調不良を起こしたり、急に感情の波が激しくなったりする場合があります。

また、参拝者が多く集まる神社では、プラスのエネルギーだけでなくマイナスのエネルギーも集まりやすいと言われています。人混みが苦手な方や他者のエネルギーに影響されやすい方は、特に混雑する時期や時間帯を避けた方が良いでしょう。

理由2:カップルの別れを招く噂

貴船神社を訪れるカップルは別れてしまうという噂が存在します。これは明確な根拠があるわけではありませんが、水神を祀る神社であることから「水が流れるように関係も流れてしまう」という象徴的な解釈が生まれたのかもしれません。

興味深いのは、貴船神社が同時に縁結びのご利益も強いとされている点です。特に「結社」では磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀っており、良縁を結ぶご利益があるとされています。この矛盾した評判は、訪れる人の心構えや目的によって神社からの反応が変わるとも解釈できます。

カップルで訪問する際は、特に結社での丁寧な参拝を心がけると良いでしょう。また、互いの関係性に自信のないカップルは、安定するまで訪問を避けるという選択肢もあります。

理由3:呪いの絵馬の伝説

貴船神社は「絵馬発祥の地」としても広く知られています。古来より、干ばつの時には黒馬を、長雨の時には白馬を奉納して祈願していましたが、後に生きた馬の代わりに馬の形を描いた「板立馬」を奉納するようになりました。これが現在の絵馬の原形となったと伝えられています。

一方で、貴船神社には「呪いの絵馬」が奉納されることがあるという噂も存在します。これは「丑の刻参り」の伝統と関連している可能性があり、呪いの目的で絵馬を奉納する人がいるという噂があります。

しかし、神社側がそのような目的の絵馬を許容しているわけではなく、多くの参拝者は純粋な祈願のために絵馬を奉納しています。呪いの絵馬の存在を過度に恐れる必要はないものの、特に敏感な方は気になるかもしれません。

理由4:丑の刻参りの発祥地としての歴史

貴船神社は「丑の刻参り」と深い関わりがあるとされています。丑の刻(午前2時頃)に貴船神社を訪れることで願いが叶うという信仰があり、これが後に呪術的な側面を強めていったとされています。

特に『平家物語』に登場する「橋姫伝説」は、貴船神社の丑の刻参りのイメージを強く形作りました。伝説では、嵯峨天皇の御世に公卿の娘が深い妬みに囚われて貴船神社に7日間籠り、鬼神に変えてほしいと祈ったことで、実際に鬼となって人々を襲うようになったと描かれています。

奥宮には、かつて丑の刻参りが行われた痕跡が残っているという噂もあり、御神木に藁人形を打ちつけた跡が今でも見られるという話もあります。このような呪いのエネルギーが残る場所を避けたいという心理は理解できるでしょう

理由5:現代でも行われる不適切な儀式

現代においても、貴船神社には深夜に忍び込んで丑の刻参りを行う人がいるという噂があります。このような不適切な行為によって、神聖な場所にネガティブなエネルギーが集まる可能性があります。

神社は本来、清浄な場所であり、参拝者は敬意を持って訪れるべきです。不適切な目的や方法で神社を利用することは、神社の神聖さを損なうだけでなく、他の参拝者にも影響を与える可能性があります。

このような噂があるため、特に夜間や閉門後の貴船神社周辺を避けたいという人もいるでしょう。しかし、こうした行為は神社側が推奨しているわけではなく、むしろ厳しく禁止していることを理解しておくべきです。

貴船神社に呼ばれる人がいるのは本当なのか?

「貴船神社に呼ばれる人がいる」という噂も存在します。これは、特定の人々が貴船神社を訪れたいという強い衝動や直感を感じるという現象を指しています

貴船神社の場合、特に水との縁が深い人が「呼ばれる」と感じる可能性があります。水神を祀る神社であることから、水に関連する仕事(水道、飲食、醸造、染色など)に携わる人々や、水に特別な親しみを感じる人々が、無意識のうちに貴船神社への訪問を強く望むことがあるかもしれません。

また、貴船神社は「気生根」という別名が示すように、「気の生まれる根源の地」としての性格も持っています。そのため、気功などを実践している人々、あるいはスピリチュアルな感覚が鋭い人々が特別な「呼びかけ」を感じることもあるでしょう。

さらに、貴船神社の主祭神・高龗神は水の供給を司る神とされており5、水に関わる問題(例えば干ばつや水害など)を抱えている地域の人々が、無意識のうちに貴船神社に引き寄せられるという可能性も考えられます。

興味深いのは、「呼ばれる」と感じて貴船神社を訪れた人々の中には、何らかの啓示や気づきを得たり、人生の転機を迎えたりした例も報告されていることです。これは単なる偶然かもしれませんが、神社という場所が持つ特別なエネルギーや雰囲気が、訪れる人の心理に影響を与える可能性も否定できません。

「呼ばれる」感覚は個人的な経験や感覚に基づくものであり、科学的に証明されているわけではありません。ただし、長い歴史を持つ神社が持つ独特の雰囲気や、そこに集まる人々の祈りのエネルギーが、特定の人々に強く作用する可能性は十分に考えられるでしょう。

貴船神社の魅力

これまで「行かない方がいい理由」や「呼ばれる」という噂について探ってきましたが、貴船神社には多くの人々を魅了する本当の魅力があります。

まず、貴船神社は京都市街地から少し離れた山間に位置しており、豊かな自然に囲まれています。特に夏は市街地より5度も涼しいと言われ、暑い季節の訪問先として人気があります。鬱蒼とした森に囲まれた神社の風景は、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間です。

四季折々の自然景観も貴船神社の大きな魅力です。春の新緑、夏の清流と川床、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。特に紅葉の季節には多くの観光客が訪れ、夜間にはライトアップも行われます。

また、貴船神社は縁結びのご利益で知られるパワースポットです。特に「結社」では良縁を結ぶ祈願が行われています。恋愛成就や人間関係の改善を願う人々にとって、貴船神社は重要な参拝先となっています。本宮には御神水が湧き出ており、この水を使った「水占みくじ」は全国的にも珍しい形式のおみくじです。神社の御神水に浮かべると文字が浮かび上がり、吉凶が表れるというもので、乾くとまた文字が見えなくなるという不思議な仕掛けになっています。

貴船神社周辺には「貴船の川床」と呼ばれる、貴船川のすぐそばに席を設けて納涼を楽しみながら食事ができるスポットもあります。夏季限定の風物詩として人気があり、京都観光の隠れた名所となっています。本宮の境内には樹齢約400年、高さ30mにもおよぶ桂の御神木も存在し、そのパワーを感じることもできます。「気生根」の由来を象徴するかのような生命力に満ちた姿は、訪れる人々に感銘を与えます。

5.まとめ:噂はあてにならない

貴船神社に関する様々な噂や伝説を検証してきましたが、最終的には「噂はあてにならない」と言えるでしょう。「行かない方がいい」という噂の多くは、具体的な証拠や根拠に基づくものではなく、伝説や個人的な体験、あるいは誤解から生まれたものかもしれません

例えば、「丑の刻参り」についても、本来は心願成就の参拝方法だったという説があり7、それが『平家物語』などの影響で呪術的なイメージに変化していった可能性があります。同様に「カップルが別れる」という噂も、実際には確たる根拠がないものです。

興味深いのは、貴船神社の「牛鬼伝説」に見られるように7、恐ろしい伝説の背後にはより複雑で奥深い物語が隠されていることが多い点です。牛鬼は一般的には恐ろしい妖怪とされていますが、貴船神社に伝わる伝説では、最終的に神に仕える存在として描かれており、単純な善悪の二元論では捉えられない奥深さがあります。

重要なのは、こうした噂や伝説に振り回されるのではなく、自分自身の判断で行動することです。貴船神社は日本の歴史と文化が息づく貴重な場所であり、適切な敬意と心構えをもって訪れれば、多くの人々にとって有意義な体験となるでしょう。

もちろん、個人の信仰や感覚を尊重することも大切です。「行きたくない」と感じる場合は、無理して訪れる必要はありませんし、「呼ばれている」と感じるなら、その直感に従ってみるのも一つの選択です。

最終的には、先入観にとらわれず、オープンな心で貴船神社を訪れることをお勧めします。古くから人々に崇敬されてきた神聖な場所であり、その本来の魅力と歴史を自分自身の目で確かめてみてください。噂や伝説を超えた、本当の貴船神社の姿がそこに待っているはずです。

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